デザイナー:セルジュ・ムーユ≪デザイナーについて≫1922年フランス・パリで生まれたセルジュ・ムーユは銀細工職人として教育を受けた後、様々なデザイン活動を行いながら1950年代前半から60年代の半ばまでという短い期間に自らの照明器具の開発、制作を行いました。自然の造形、素材との対話、そして職人的技術によって生まれた一連のランプは、同時代に活躍したシャルロット・ペリアン、ジャン・プルーヴェ、ジョルジュ・ジューヴらの作品と同様、独特の輝きを放っています。≪商品について≫≪照明≫パリを代表する照明デザイナー、Serge Mouilleの初期の作品である、固定式の「Araignees」シーリングライト以来、4年の歳月をかけたのち1958年にセルジュ自身が納得の行くアームの動きを実現させた、SUSPENSION 6 BRAS PIVOTANTS。6本それぞれ長さの異なるアームは、リフレクターの位置を変化させることでアームを旋回させ、どんな状況にも光を合わせて照らすことができます。当時モダンアートを先駆けていたイタリアンデザインへの対抗として製作されたこの照明は、その挑発的で奇抜にも見える綿密に設計されたデザインによって、視覚的存在を備えた最先端の照明として、その斬新さは今でも衰えません。